GDN/YDNのバナーサイズ一覧!一般的なサイズは?
2020年7月16日
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更新日:2022年 07月 05日
2016年6月からスタートしたLINEの運用型広告であるLINE広告(旧:LINE Ads Platform)も既にサービス開始から4年を迎えようとしています。これまでにさまざまな機能が追加されたり、配信システムを大幅に刷新したりといろいろなアップデートがありました。この記事を機会に、まだ運用したことが無い方はLINE広告の理解を深めていただければと思います。また、既に運用している方も基本的な部分の振り返りになればと思います。
株式会社ジオコードは国内で取り扱えるSNSを含めた殆どの広告を取り扱っており、LINE広告も運用しています!
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目次
既にご存じの方も多いと思いますが、「LINE」は日本国内で最大級のMAU(月間利用者数)8,300万人を誇るコミュニケーションアプリです。1対1のトークやグループトーク、無料通話といったコミュニケーション機能に加えて、LINE NEWSやLINE Pay、LINEマンガなどさまざまなサービスを展開しております。さまざまな機能と利用者数の多さからも分かるように、今となっては生活インフラの1つになっているSNSと言えます。
LINE広告はタイムラインの面だけではなく、 LINEマンガやLINE NEWSなどLINEが提供しているさまざまなサービスの面にも配信することができます。また、2019年8月以降、4,600万MAUにリーチできるアドネットワーク「LINE広告ネットワーク」が開始し、「クックパッド」や「C CHANNEL」「ウェザーニュース」といったLINE外部のメディアへの広告配信も可能なりました。これにより、今まで以上の幅広いユーザーへのアプローチが可能となりました。
それでは、上記を踏まえ、LINE広告の主な配信面を見ていきましょう。
LINEはチャットツールであるため、アクティブ率が最も高いのが言わずもがな、「トークリスト」です。その最上部枠に広告をトークリストと同じ形式で表示できます。ユーザーのアクティブ性も高く、目立つ位置に掲載されるため、大規模なプロモーションで効果が期待できます。
MAU6,800万人超(2019年7月時点)と高いアクティブユーザー数が特徴のLINE NEWS。LINEアプリ内の「ニュースタブ」のトップページや記事一覧ページに加えて306媒体(2019年8月時点)ものアカウントメディアの記事一覧ページに広告が配信することができます。新製品のリリース情報など、情報の発信にスピード感が求められるコンテンツとの相性が良い掲載面です。
LINE広告ネットワークは、MAU4,600万人にリーチできるモバイルアドネットワークです。当初、LINEアプリ内への配信のみだったものが、 2019年8月のサービスローンチによって、外部アプリメディアへの配信が可能となりました。「クックパッド」や「TRILL」といったライフスタイルアプリや、「マンガワン」「Lobi」といった娯楽系のアプリまで、多様なジャンルのメディアをカバーしており、LINEが取り扱い可能な膨大なデータを活用した高い精度でのターゲティング配信が可能です。
上記の3つ以外にも、LINE広告にはたくさんの配信面があります。
配信面ごとの特徴を理解することで、配信面に適したクリエイティブの作成を心がけましょう。
LINE広告には、ターゲットや目的に応じて使い分けができるように、さまざまな配信機能が準備されています。そのなかでも特徴的な機能をいくつかご紹介します。
性別、年齢、地域、興味関心など、ユーザーの属性情報によってターゲットを指定して配信できます。広告効果の高いユーザーに絞り込んで配信することは定石です。プロモーションのターゲットとなるユーザーの属性や興味を推測し、配信ターゲティングすることで、アクションにつながりやすいユーザーに限定して広告を表示させることができます。そのため、費用対効果の高い配信が可能です。
また、現在では地域を指定した地点から半径で指定できるようになりました。小売店などの実店舗での配信に有効活用できそうですね。
配信のセグメントをユーザーの情報に基づいて行います。
例えば、商品購入済みのユーザーに再度広告を表示(リターケティング)させたり、LINE公式アカウントの友だちに広告を配信したりすることができます。また、オーディエンスは上部メニューの「オーディエンス」から作成可能です。
各オーディエンスの詳細は下記になります。
オーディエンス名 | 詳細 |
---|---|
ウェブトラフィックオーディエンス | サイト訪問や購入済みなどウェブサイトの行動履歴をもとに作成可能(いわゆるリマーケティング) |
モバイルアプリオーディエンス | 初回起動やアプリ内課金などアプリ内のイベントをもとに作成可能 |
IDFA/AAIDアップロード | IDFA/AAIDといった広告IDをアップロードすることで作成可能 |
電話番号アップロード | 電話番号のデータをアップロードすることで作成可能 |
メールアドレスアップロード | メールアドレスのデータをアップロードすることで作成可能 |
LINE公式アカウントの友だちオーディエンス | LINE公式アカウントの友だちをもとに「有効友だち」と「ブロック中の友だち」で作成可能 |
類似オーディエンス | オーディエンスターゲティングをもとに1〜15%の範囲で作成可能 |
動画視聴オーディエンス | 動画広告を一定時間、もしくは最後まで視聴したユーザーをもとに作成可能 |
LINE公式アカウントの友だちを獲得するごとに課金するシステムです。広告が見られただけでは課金されず、あくまで、友だち追加というイベントの発生により課金されるシステムのため少額からでも始めやすい広告です。ユーザーが能動的に登録するため、より関心度の高い友だちを獲得することができます。
前述したオーディエンス配信の中から友だちオーディエンス配信をピックアップしてご紹介します。LINE公式アカウントの友だちをもとにオーディエンスを作成し、そのオーディエンスへの配信する方法です。オーディエンスは「ターゲットリーチ(ブロックされていない友だち)」と「ブロック中の友だち」の2つを作成することができます。また、このオーディエンスをもとに類似オーディエンスも作成が可能です。既存顧客に類似している未接触のユーザーへの広告配信ができるため、新規顧客の獲得に有効と言えます。
LINE広告には他にも
といったさまざまな機能があるため、機能を理解してターゲットに応じて使い分けができるようにしましょう。
ここまではLINE広告の機能面を見てきました。豊富な掲載面と機能もLINE広告のメリットだと思いますが、その中でも特にメリットだと言える部分を抽出してご紹介します。
国内のMAUは8,400万人以上。
日本の人口の66%以上をカバーしています。
画像引用元:2020年1-6月期 媒体資料 LINE Business Guide 2020年1月-6月期
最初にも紹介しましたが、LINEはユーザーのアクティブ率がとても高い媒体です。MAUは8,300万人と日本人口の65%以上が使用していることになります。これだけの人数にアプローチできることは、LINE広告を配信する大きなメリットと言えます。
また、この数値を他の国内主要SNSと比較しても圧倒的に多い数値となっていることから、LINEという媒体がいかに使用されているか分かります。
国内8,400万人以上のMAUを基盤にしているため、利用率が高いだけでなく、LINEのみでリーチ可能なユーザーが多く存在しています。
LINEは利用率が高いだけではなく、LINEのみでリーチ可能なユーザーが多く存在しております。TwitterとFacebookを合わせた利用ユーザーのうち、39.9%はLINEでしかアプローチできないユーザーというデータも出ております。訴求できていない新規ユーザーに訴求ができることは大きなメリットと言えます。
配信機能でも紹介しましたが、LINE広告ではCPF配信を使うことでLINE公式アカウントの友だちを増やすことができます。CPFではロイヤリティの高い友だち獲得を実現できます。CPFがリリースされる以前は、無料のLINEスタンプをインセンティブにした友だち獲得施策が主流でした。ただし、この方法だとスタンプをダウンロードしたユーザーがすぐにアカウントをブロックしてしまうという懸念点がありました。(私も実際によくブロックしていました…)
CPFではインセンティブ無しでユーザーにアプローチできます。純粋に友だちになりたいと感じたユーザーに対してアプローチするため、ロイヤリティの高いユーザーを獲得できる見込みが高いと言えます。
メリットばかりをご紹介してきましたが、LINE広告には注意点もあります。
まず、掲載不可の商材が多いことです。
画像引用元:2020年1-6月期 媒体資料 LINE Business Guide 2020年1月-6月期
他媒体に比べて、掲載不可の商材が少し多い印象です。アカウント開設時に商材に対して掲載可否の審査が入るため、事前に確認しておくことが必要です。審査が厳しいがゆえに広告の質が担保され、安心してLINEを使うことができるとも言えます。
リリース当初はターゲティングも大まかにしか設定できなかったLINE広告ですが、徐々にターゲティングの幅も広がってきており、さまざまな配信機能も追加されて今後の展開にも期待ができる媒体です。媒体のリーチ力としては、とても大きいため新規顧客の獲得を狙っている方はLINE広告の配信を検討してみてはいかがでしょうか?
株式会社ジオコードは国内で取り扱えるSNSを含めた殆どの広告を取り扱っており、LINE広告も運用しています!
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