カスタムインテントオーディエンスとは?広告初心者に分かりやすく解説。

Google広告でのターゲティング手法であるカスタムインテントオーディエンス。
その使いやすさからさまざまな商材・サービスで利用される配信手法です。

何を設定すればいいの?
どうやって設定すればいいの?
とお悩みの方、これを読んで今日からカスタムインテントオーディエンスを活用しましょう。

カスタムインテントオーディエンスとは

カスタムインテントオーディエンスとは、自社の商材やサービスを積極的に検索しているユーザーにアプローチできるターゲティング手法です。
自社サービスと関連性が高いキーワードとURLを自分で指定して作成するオーディエンスリストとなります。

ちなみにインテントとは購買意欲の強いユーザー層を指しています。

購買意欲の強いユーザー層とは、あるカテゴリを積極的に調べているユーザーや購入を検討しているユーザーのことです。
Googleがあらかじめ定義したカテゴリがいくつかありますが、カスタムインテントオーディエンスはこの購買意欲の高いユーザー層を自分でカスタムできる機能です。

当社、株式会社ジオコードはGoogle Partnersプログラム認定パートナー取得した、
国内のGoogle広告代理店の上位3%に付与される最上位ステータスを獲得しています。
カスタムインテントオーディエンスについても気兼ねなくお尋ねください!

自動生成のカスタムインテントオーディエンス

配信実績があれば、Googleの機械学習により自社の商品やサービスに関連する購買意欲の強いユーザー層が自動で生成されます。
このオーディエンスは、自社と同じ商品やサービスの情報を調べる際に ユーザーが閲覧するコンテンツ内でよく見受けられるキーワードに基づいて作成されます。

カスタムインテントオーディエンスの設定方法

  1. 対象となるディスプレイキャンペーンを選択し、左横のリストから[オーディエンス]をクリックします。
  2. 鉛筆アイコンをクリックし、[広告グループのターゲット設定を編集]を選択します。
  3. 対象となる広告グループを選択します。
  4. [ターゲット設定]で[ターゲットを絞り込む]を選択します。
  5. [ターゲットとするオーディエンス]の横にある鉛筆アイコンをクリックします。
  6. [参照]タブで[積極的に調査中または計画中のもの(インマーケットおよびカスタムインテント)]を選択します。
  7. [新しいカスタムインテントオーディエンス]の横にある青色のプラスアイコンをクリックします。
  8. キーワードとURLを設定します。
  9. [作成]をクリックします。

以上で設定は完了です。

設定のコツ

設定するキーワードとURLの件数は下記のように推奨されています。

キーワード:10個
URL:5個

設定するURLは商材と関連性の高いサイトの他に、競合のサイトや比較サイトを登録すると 競合他社を検討しているユーザーにアプローチすることができます。

カスタムインテントとカスタムアフィニティの違い

まずは、アフィニティって何?という方にアフィニティについて説明いたします。

アフィニティとは、ユーザーが熱中していること、習慣、興味や関心に基づいてユーザーに配信できるオーディエンスカテゴリです。

そしてカスタムアフィニティとは、より自社サービスと関連性を高めるためキーワード・URLを自分で指定できる機能です。

カスタムインテントと似ているようにみえますが、大きな違いは配信するユーザーの購入意欲の違いといえます。

カスタムインテント=該当商品・サービスの購入意欲の高いユーザー
カスタムアフィニティ=該当商品・サービスのカテゴリに対して興味関心が強いユーザー

この違いにより、広告の目的に合わせて下記のように使い分けられます。

カスタムインテント=購入に近い段階の顕在層へのアプローチ
カスタムアフィニティ=興味関心の高い潜在層へのアプローチ

カスタムインテントオーディエンスを使用する際の注意点

・検索キャンペーンには使用不可
カスタムインテントオーディエンスはディスプレイキャンペーン、動画キャンペーンにのみ 使用できるターゲティング手法です。

・推定規模
オーディエンスを設定する際、右横に推定規模が表示されます。
0~10万/10万~50万/50万~100万など

少なすぎると、広告が表示されにくいということにつながりますし、規模が大きすぎると予算が足りず広告の掲載頻度に制限がかかってしまいます。

予算に合わせてオーディエンスを調整することをおすすめします。

まとめ

自分でターゲットをカスタムできるため、比較的低いリスクで設定できることがおわかりいただけたでしょうか。
購買意欲の高いユーザーに配信を行いたいが、リマーケティングではリーチ数が少なすぎる、といった場合には、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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